医療用蓄電池ナビ » 病院・医療機関向け 初めての蓄電池導入ガイド » 非常用電源の容量はどれくらいあればいい?

公開日: |更新日:

非常用電源の容量はどれくらいあればいい?

非常用電源はどのくらいの容量があれば良いのでしょうか。ここでは、どのくらいの容量でどのくらい長持ちするか、また当サイトでおすすめしているコンパクト蓄電池を選ぶメリットについて紹介します。

必要な容量の計算方法

家庭用蓄電池の容量で多いのが11~14kWhのもの。1時間に1100~1400Wくらいの電力を使えます。

例えば、300W程度の消費電力があるデスクトップパソコンを24時間使用する場合

300W×24時間=7,200W(7.2kWh)

となります。そのため、デスクトップパソコンであれば1日は余裕で使用することが可能です。このように、いざというときに止まっては困る機器の電力から逆算することで、必要な数値が見えてきます。

このサイトで紹介している蓄電池はコンパクト設計のものが中心なため、14kWhよりももっと容量のものが多いです。2.5kWhのものであれば、1時間に300W消費する機器を7〜8時間は使えます。

非常用電源は
あくまで「つなぎ」

できるだけ多くの電力を蓄えておくに越したことはありませんが、非常用電源は万が一に備えたつなぎの役割を果たします。容量の大きなものは、大きすぎて置き場所に困ったり、重すぎて持ち運びができなかったりして使い勝手が悪くなってしまうでしょう。そのため、必要最低限の容量を備えた蓄電池を用意することをおすすめします。

コンパクト蓄電池のメリット

規模の大きい総合病院だと大きな容量の蓄電池が必要ですが、町の診療所の場合、コンパクトな蓄電池の方が適しています。

まず、工事不要で取り付けられること。コンセントを差し込むだけなので煩わしい設定や工事などをしなくても、すぐに使うことができます。また、置き場所に困らないこともポイント。大きなものは設置場所を広く確保しないといけませんが、小さなものであればデスクの下やベッドの横など、ちょっとしたスペースに置くことも可能です。

最後に可搬性があること。災害時等に持ち運んで診療所以外でも患者を見ることができるため、非常用電源として優れた利点を持っています。

まとめ

蓄電池などの非常用電源は、あくまでも臨時。大きな病院であれば可能な限り大きな容量の電力を備えることが望ましいですが、診療所では難しいこともあります。「もしも」に備えて数時間程度利用できるものと考え、あらかじめどの機器を優先的に使うかを考えておくことを優先しましょう。

関連ページ

医療用蓄電池ナビ

病院・医療機関向け 初めての蓄電池導入ガイド
コロナワクチンの冷蔵にも蓄電池が必要
UPSとESSの違いは?
非常用電源の点検方法
病院が停電したらどうなる?
非常用電源の設置は義務?