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非常用電源の種類まとめ

主な非常用電源の種類3つと、どんな設備によって電気がバックアップされるのかを解説します。

非常用電源の種類は主に3つ

非常用電源は、主に一般非常電源、特別非常電源、無停電非常電源の3種類があります。

一般非常電源は40秒以内に電気を回復しなければならない区分となり、照明や非常用エレベーターなどに適用されているもの。主に自家用発電設備が使用されます。連続稼働時間は10時間以上。特別非常電源の場合は、10秒以内に電気を回復しなければならない脳波計や心電図などに使用されます。自家用発電設備に加え、無停電非常電源が使用されることもあります。連続稼働時間は10時間以上です。

無停電非常電源は、人工呼吸器や人工心肺装置など、命に関わる医療機器に使用される装置です。自家用発電設備に加え、無停電非常電源が使用されることもあります。連続稼働時間は自家用発電設備の場合10時間以上、無停電非常電源の場合は10分以上です。

それぞれコンセントの色は赤・赤・緑となっており、病院内では色によっても把握できることが特徴です。

無停電電源装置(UPS)
とは?

無停電電源装置はUPSとも呼ばれ、交流電源のまま電気を供給し続けることができます。ただし持続性は10分程度と短いため、無瞬断でパソコンのデータなどをバックアップできる反面、UPSだけではすぐに電気が途絶えてしまうことが難点です。また、直流で動作する負荷である非常用照明や通信機器等はUPSではバックアップできないため、いずれにせよUPSのみでは不完全。そこで、あわせて蓄電池を導入することをおすすめします。

無停電電源装置(UPS)と蓄電池(ESS)の違い

交流電源のまま電気を貯蔵できるUPSと違い、蓄電池(ESS)は直流で電気を保管する役割を持つ装置です。そのため、電気を蓄えるのは蓄電池、蓄えた電気を交流に切り替えてパソコン機器などにも使用できるようにするのがUPSとなります。この2つがあれば、消えては困るデータを守ることも可能です。

また、UPSを導入する際には「UL60601-1」という医療規格を取得した、通常のUPSよりも高い安全性が確保された医療用UPSを使用しましょう。

まとめ

非常用電源の種類は主に3つあり、一般非常電源、特別非常電源、無停電非常電源に分かれています。これらに使われるのが、自家用発電機や無停電電源装置(UPS)。似たようなものに蓄電池があり、UPSとセットで使用することでお互いに足りないものを補いあってくれることが特徴です。非常用電源としてUPSはもちろん、蓄電池もあわせて導入しておく必要があるでしょう。

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