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医療用UPSとは?

ここでは、UPSの中でも特に高い安全規格を取得している、医療用UPSについて解説します。

そもそもUPS とは?

UPSとは、Uninterruptible Power Supplyの略であり、直訳すると「中断されることのない電源」という意味です。一般的には、「無停電電源装置」といわれています。

パソコンやサーバー、ストレージなどのIT機器は、停電によって突然電源が切れてしまうとデータの損失や機器そのものの故障につながることがあります。そのようなことが起こらないよう、停電などの電源障害が発生した際に安全にシャットダウンするためのバックアップを可能とするのがUPSです。IT機器は一瞬の電源障害であってもデータ破損や故障の可能性があるため、リスクを考えるとUPSは企業にとって必要なアイテムです。

医療用UPSの特徴

医療用UPSは、特に高い安全性が証明されているため医療現場での使用が可能です。

病院には人工呼吸器や人口心肺装置など、患者さんの命をつなぎとめている機器が多くあります。そのため、命を守るに値する安全性や信頼性が確保されていなければなりません。具体的には、一般的なUPSで取得されている火災防止・安全防止に重点をおいた安全規格「UL1778」に加え、医療機器を対象とした「UL60601-1」という安全規格を取得していることが条件です。

UPSだけでは不十分!
蓄電池も一緒に導入すべき
理由

UPSは無瞬断で電源の確保が可能なため、データを守るには必要不可決なアイテムです。しかし、あくまで安全にシャットダウンするための装置なので、持続性は10分程度と短いことが難点。UPSの機能がついたものだけでは万が一の停電時に必要な電源を使い続けることができません。

そのため、太陽光発電などの自家発電設備や蓄電池を一緒に導入しておきましょう。小さな診療所であれば、置き場所に困らず移動も可能なコンパクトタイプの蓄電池が適しています。

まとめ

医療用UPSは、医療現場で問題なく使用できる安全性が証明されたUPSです。「UL60601-1」という規格認証を受けているものであれば病院でも使用できます。ただし、UPSだけでは長時間の停電に十分対応することができません。数時間分の電源を確保しておくために、蓄電池などもあわせて導入しておくことをおすすめします。

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