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ここでは、TDKラムダが手がけるAC-DCスイッチング電源「CME-Aシリーズ」について、製品や企業の特徴を紹介します。
TDKラムダは、CME-Aシリーズという医療機器や産業機器向けのスイッチング電源を、7つのラインナップで用意。20W、60W、100W、150W、200W、350W、1500Wと幅広く展開しています。中でも1500Wモデルは強制空冷方式でありながらファンの回転を変速することもできるため、静音性が求められる医療機器にも使用可能。
また、-20℃〜60℃まで幅広い温度に適しているため、寒冷地でも使用もでき、置き場所を選ばないことが特徴です。
CME-AシリーズはES/CSA/EN60601-1 Ed.3.1取得の、医用規格に適合した電源です。絶縁耐圧と絶縁距離が2MOPP(患者保護手段)という安全設計のため、さまざまな医療機器に搭載可能。また、1500Wモデルに関しては、さらに医用規格IEC60601-1と情報機器規格IEC60950-1も取得。
補助電源(5V/1A)、リモートON/OFFコントロール、パワーフェイル信号、並列運転などを標準搭載しているため、幅広い用途に使用可能です。
製品名 | CME1500A |
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定格出力 電圧/電力 |
12・15・24・36・ 48VDC/1500W |
蓄電容量 | 記載なし |
使用可能 時間 |
記載なし |
充電時間 | 記載なし |
切替時間 | 記載なし |
外形寸法 | w127mm×h63mm ×d261mm |
質量 | 記載なし |
TDKラムダは、電子部品を扱うTDKグループの一社。産業機器向けの電源を手がける企業として、さまざまな製品をグローバルに展開しています。日本だけでなく、中国、アメリカ、ヨーロッパ、アジアに複数の開発研究拠点を置き、開発〜販売までを一貫体制で行っていることも特徴です。
また、信頼性が求められる産業機器向けの電源に力を入れているTDKラムダでは、4つのコアテクノロジーを持ちあわせているそう。それは、TDKグループが持つ素材技術、プロセス技術、評価・シミュレーション技術、回路設計技術です。親企業を持つ会社ならではのノウハウと技術力で、電源のリーディングカンパニーとしてさまざまなニーズに応えています。
TDKラムダは国内20ヶ所だけでなく、世界15ヶ国に拠点を持つ(2021年4月時点)グローバル展開企業。それに加え、開発、製造、販売、保守などをすべて自社で手がけるフルファンクション体制をとっており、リードタイムの短縮やコストダウンなどを実現しています。
このように、世界中どこにいても迅速なサービスを提供できる幅広いネットワークも、TDKラムダの強みといえるでしょう。
社名 | TDKラムダ株式会社 |
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設立年 | 1978年 |
資本金 | 297,600万円 |