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ここでは、ニチコンが手がけるコンパクトサイズな蓄電池「ポータブル蓄電システム」について、製品や企業の特徴を紹介します。
キャスターを含んでも幅250mm×高さ380mm×奥行550mmとコンパクトサイズな、ニチコンのポータブル蓄電システム。小型ながら2kWh、コンセント2個口といった仕様でしっかり蓄電することが可能です。
配線工事不要の置くだけ設置のため、すぐに使い始めることができます。価格も比較的リーズナブルなので、家庭・事業問わず気軽な導入ができるでしょう。
ニチコンのポータブル蓄電システムは、1,000Lの業務用冷蔵庫の場合、使用可能時間8.5時間です(消費電力200w/インバータ方式の場合)。0.01秒という瞬断時間の短さも、いざという時の備えとして十分な性能といえるでしょう。
屋内専用なので劣化の心配も少なく、10年間の保証がついている(条件の記載なし)ことも特徴です。医療用製品ではないため、事務所での使用が主になるといえます。
製品名 | ESS-P1S1 |
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定格出力 電圧/電力 |
1000VA/800W |
蓄電容量 | 2kWh |
使用可能 時間 |
記載なし |
充電時間 | 約6時間 |
切替時間 | 0.001秒 |
外形寸法 | w250mm×h380mm ×d550mm |
質量 | 約38kg |
ニチコンは、コンデンサやスイッチング電源などの開発・製造を行う京都の企業です。工場は京都市内をはじめ長野や福井、滋賀など13ヶ所、営業拠点は東京や名古屋など全部で9ヶ所(2021年4月時点)あります。
ニチコンが開発した日産LEAFの電源供給システム「EVパワー・ステーション」では、ドライブで蓄えた電力を家庭に供給することを可能にしました。事業所で使用すれば、停電時の事業継続計画電源として有効に活用することもできます
「地球との共存」「人と環境に優しい社会」を目指す企業、ニチコン。1996年に環境管理システムの構築を打ち出し、それ以降、環境を保全するための数々の取り組みを積極的に行ってきました。
2021年4月現在、国内外の工場13ヶ所すべてにおいて、「ISO14001」(環境マネジメントシステム規格)の認証を取得※。環境への影響に配慮した製品の提供や、廃棄物の削減・リサイクル化、資源・エネルギーの使用量の削減など、具体的な9つの取り組みを活動方針として日々業務を行っています。
社名 | ニチコン株式会社 |
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設立年 | 1950年 |
資本金 | 1,428,600万円 |